山奥ニートだが大雨で水が止まる。
雨降って断水とは。
ここ最近梅雨入りしたと言うのに日照り続きで、不安になるほどの空梅雨だった。川の水減りまくってたし。
それが昨晩の大雨だ。もうなんか鬼のように降っていた。雨が屋根を打つ音で眠れなくなるほどだ。
そして一晩経ってみたらもう水が出なくなっていたと。
共生舎は水道からではなく、山の湧き水をポンプで送って生活水にしている。その大元のタンクから伸びるホースが水流で吹っ飛ばされたらしい。
この人数で生活していて水がないのはキツい。
とりあえず、緊急招集が入り、山奥ニートが集合する。普段自由気ままに暮らしている山奥ニートたちもさすがの非常事態にきびきびと動いていた。
とりあえず、水が通じているところへ車で向かい、ペットボトルや鍋などの密閉容器に水を入れていく。
これはほんの一部。とにかく密閉容器という密閉容器はだいたい持てるだけ持っていった。
車内から撮ったすぐそこの川。なんかえぐい水量に。わずか一晩しか雨降ってないのに……
なんか、いろいろと戦時中みたいだった。いや、戦中はもっと酷くて殺伐としてるんだろうけどさ。平成に生まれて、まさか一晩雨降っただけで断水起きるとは思わなかったから。いやー、水って大事ね。ホント。
水量減ったらタンク直しに行くみたいだけど、大丈夫だろうか。夕飯に間に合えばいいが、間に合わなかったら水無しで大人数の食事を用意することになるんだが……