共生舎俳句部「七夕の句」
共生舎の俳句ブーム廃れた感がある。はぁ……。
もはや俳句を詠んでいるのはほとんど私だけだ。もうみんな俳句は良いのか? 俳句詠もうぜ……詩句を嗜むことは生活を豊かにするよ。ホント……
【秋雷】
・七夕や腕降り歩く小学生
コメント:七夕に意気揚々と腕を振って登校する小学生。何を願うのだろうか。
・七夕やエンピツの芯折り飛ばし
コメント:筆圧高く。短冊に書く文字は果たして?
・文机の傷数えけり星祭
コメント:長く親しんだ文机。傷すらも愛おしく思える。馴染んだ道具とはそういうものだ。
・帰り道足よ急げや星祭
コメント:ううん、微妙。星祭じゃなくても何でも成立する気が……
・風呂上り牛乳の飲む子星祭
コメント:どうも自分は七夕=子供というイメージが強いようだ。
・織姫やどう口説くかと思案せり
コメント:そもそも女性を口説いたことがないくせして。
・織姫や縁側で一人爪を切る
コメント:上の句との落差よ。私はこっちのほうがなじみ深い。
・天の川泳ぐ気概はないものか
コメント:ユーモラスな句は総じて川柳っぽくなる。季語の働きとは。
・天の川メール打つ指ふと止めて
コメント:君になんて伝えたらいいんだろう。青春っぽい句。らしくない。
・天の川濃いコーヒーの香りけり
コメント:星を茶請けにコーヒーをすする。贅沢じゃないか。
はい。これだけ。
七夕の句、1名から10句のみ。もうこれ部活じゃないし……
まあ、七夕っていうテーマが悪かったのかもしれないなと思う。
次のテーマは「夏の風」だ。七夕などの季節の行事よりは詠み易いはず。
蝉鳴けど鳴けども孤独身に染みけり 秋雷
次はもっと参加してくれます様。いや、さすがに今回だけでしょこんなの……