台風来る

今絶賛大雨中。

どうせまた電気か水かその両方がやられるんだ……

 

すでに水はある程度汲んでおいた。さあ、台風来るなば来い。

 

もうすでに我が共生舎の位置する和歌山県田辺市には避難準備が指示されている。それも和歌山では田辺市だけ。まじかー。毎回指示されてへんか、田辺市。勘弁してくれや―田辺市

 

窓から外を見れば、連続して落ちる雨粒のせいで、景色が霧がかったように見える。ザーザー降りだ。もうなんか不安になる。建物大丈夫かとか、山崩れないかとか、建物と山同時に崩れないかとか。

 

まあそれでも天命に任すほかなかろう。人間死ぬときは死ぬ。山に住む者は山に殺されても文句は言えまい。それが自然の摂理。ここは人里ではない。山奥なのだ。人間のルールよりも大自然のルールこそ優先される地である。自由を愛する山奥ニートとて大自然の前にすればその掟にとらえられてしまう。

 

 

台風の怒る大声屋根叩く               秋雷

 

まあそれでも、できれば殺さずに見逃していただきたいもんだ。我ら山奥ニート、日々慎ましやかに生きる、無害な民である。神の怒りに触れるほどの存在ではないと信じたい。