女性について

 バナシさんのブログに「山奥に女性が来てほしい」みたいな記事があって、それに異を唱えるためにこの記事書いたのだが、元の記事が速攻で消された。

 

ちょっとまてその記事を前提にしてこれ書いているんですけど!!!

 

なんか炎上したみたいよ。ワロタwwwワロロロタwwwww

 

ま、バナシさんは女性に来てほしいって言うのだが、自分は反対である。

 

いや、だって絶対サークルブレイカー化するでしょ。

 

個人的には、現時点で平和な山奥に不和の種となるものを入れたくない。女性は恐ろしい生き物だ。生まれ持っての魔性とでも言うか。

 

絵本三国妖婦伝的に言えば、「殷の妲己」、「天竺の華陽夫人」、「周の褒姒」「我が国の玉藻前」……傾国の美女などと呼ばれる、国家すら滅ぼす女というのがいる。これは絶世の美女であるが、山奥においてはさほど美醜問わずこの傾国になれると思う。

 

そもそも無欲にしてある種、「無何有の境地」に至った現世の仙人こそが山奥ニートである。怠惰すぎて逆にストイックという謎の現象を起こす彼らに異性を近づければどうなるのか。性欲は三大欲の一種だ。あとは言うまでもあるまい。

 

「不自然な自然体」であった山奥ニートが「不自然な不自然体」となろう。

 

自分は好まぬ。仙境は女人禁制であるべきではなかろうか。かつてバナシさんは「男ニートの目指すものが仙人なら女ニートの目指すものは魔女じゃないか」と言ったそうだが、それで言えば女ニートの住むべきは山ではなく森であろう。山に仙人、森に魔女。そういう住み分けで充分美しいと思うのだ。

 

そもそも童貞で異性慣れしていない子も多い。自分も童貞であるが学生時代に女性の多い部活に所属していたことから、自分ですらまだマシな方に分類されるのではなかろうか。女などという劇薬を混ぜればトラブルが続出すること請け合いである。

 

アナタハン島の女王事件」みたいになるね。きっと。そうなればもう山奥ニート同士での不毛な殺し合いが始まる。そして山奥ニートが全滅した後で、女性がひっそりと下山すれば彼の名著「そして誰もいなくなった」の完成である。

 

まあ、大袈裟に言ってはいるが、山奥において女性の存在は負の要素あれ正の要素は無いと思われる。あそこは陸の孤島だ。せめてもっと開かれた土地であればいいが、あんな密閉空間に男ばかりワラワラいる状況で、女一人放り込んでみよ。絶対によろしくない結果となる。

 

あるいは、どうしてもやりたいなら、もういっその事めちゃ距離を置いてみたらいいと思う。三重県鈴鹿山脈あたりに女性用共生舎を建てて、あとはメールとかハングアウトとかでやりとりしよう。それくらいの距離感がいい。第二の鈴鹿御前あるいは立烏帽子だ。山に棲む女ニートは魔女ではなく鬼女山賊の類であろう。あ、でも「平成の立烏帽子」って普通にかっこいいな。そうなったらなったで私の心は乱されるんだろうな。立烏帽子的に。

 

山の月の風に耐えり立烏帽子            秋雷

 

まあ、でもこんな心配したところで無駄なんですけどね!!!

だって、どうせこない。男ですらしり込みして来づらい深山だ。深山の威に触れれば軟弱者の心は千々に砕け散る。もし来れるとすれば、それは豪胆な女傑であって、そういう人物に私がとやかく言ったとて無駄であろう。その意志を曲げられる力が私にはない。

 

おそらく女性は来ない。山は女性が住むに適した空間ではない。というかそもそも人間の住むべき空間でもない。だから来れるとしたら人間を辞めた鬼女山姥の類か。そんな妖怪みたいな者に私がかなうわけもない。よってこの心配は無駄。来ないだろうし、もし来たとしたら私に関わらずもう来ちゃうもんだし。

 

まあ、他人事だと割り切っちゃえば、女の子が来た方が面白いんだけどねー。自分は共生舎の人々をファミリーだと思っているが故に反対しているのだ。他人事でいいなら反対することもない。勝手に滅びろというものだ。その方が面白い。他人事でいられないから心配するのだ。滅びては困るのだ……