5月は2度訪れる。

実は、今年、5月が終わった後にもう一度5月がやってきていた。

 

2度の5月を繰り返した後に、6月がやってきていたわけだ。約60日間もの5月……。

 

 

さて、詳しく話をしないと、ついに頭がおかしくなったかと思われるだろう。解説しようじゃないか。

 

実は旧暦において、今年の5月と6月の間に、謎の月が差し込まれている。それが閏月と呼ばれる、「閏5月」である。

 

旧暦は太陰太陽暦である。それは基本的に月の満ち欠けで一か月を定めている。新月が1日で満月が約15日。また新月になったら新たな月になる。

 

月の満ち欠けを基本にすると、大いに暦がズレる。そのズレを修正するために、一か月丸ごと挿入してしまう。それが閏月である。2月29日なんて目じゃない。一か月丸ごと増やしちまう辺りの大幅修正っぷりが素敵だ。

 

しかもこの閏月、3年に1回挿入される。2月29日よりも多い頻度だ。なんてガバガバなんだ……

 

というわけで、今年の5月は2回もあった。気づかないうちに私たちは5月を2度も過ごしていたのだ……!

 

ちなみに、今日は旧暦では6月8日。七夕すら迎えてない。本来の旧暦七夕は、新暦で言う8月28日。なるほど、七夕が秋の季語と言うのも、少しだけ納得でき……る……か……?

七夕や早起きすれど二度寝せり          秋雷

 

七夕かぁ……俺関係ないやぁ……みたいな句。

 

 

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