共生舎に遊びに来たい人へ
バナシさんもponさんも書いているために書いてこなかったが、こういう記事ももうそろそろ必要だと思うために書く。遊びに来る人への案内書きみたいなもんだ。参考にしてもらいたい。
0、まず共生舎に来る前に知っておくべき事
短期滞在で遊びに来る人についてはいつでも大歓迎だ。山奥ニートが接待してくれることだろう。 でも色々知っておくべきことがある。それをここに記す。
滞在費は初日1000円、二日目から500円。食費は一日500円。で、これは泊数の方で数える。そのため
一泊二日の場合は「滞在費1000円+食費500円=1500円」
二泊三日だと「滞在費(1000+500)円+食費(500×2)円=2500円」
三泊四日だと「滞在費(1000+500×2)円+食費(500×3)円=3500円」
まあ、初日1500円、二日目以降は1000円ずつ増えていくって思ってたら覚えやすいかな。
部屋についてはもう長期滞在者でいっぱいであるため、空いてないケースも多い。その場合、個室は与えられず、リビングのソファなんかに雑魚寝とかになってしまう。果たしてそれがお客さんにしていい仕打ちなのかとも思うけど、部屋がないんだからしょうがないよね☆ だから眠りやすいようにアイマスクや耳栓とか持っていくべきかも。
あと、共生舎にシャワーとかあるけど、バスタオルとかは衛生上個人管理になってて、共用の物はない。だからシャワーを浴びたいならバスタオルを持ってくる必要がある。シャンプーや石鹸とかはあるはず。洗濯機もあって、洗濯したいものがあるなら普通にできる。洗剤は共用であるから要らない。でも自分の使いたい銘柄があるならシャンプーも石鹸も洗剤も持ってくるべきだね。
歯磨き粉、歯ブラシも自分で用意してください。衛生上、これも共用のものはない。
布団は一応あるはずだけど、大量に人がいると足りなくなるかも。
あと、夕食は山奥ニートの誰かが作ったものをみんなで食べるんだけど、朝と昼はみんなが自由に食べている。基本的に食材はあるためにそれを使って作っても良いが、わざわざ遊びに来ておいて料理も作りたくないだろう。朝・昼用の軽食を持ってきた方が良いかもしれない。おすすめはパン類。あるいはご飯は基本的に切らさずあるからフリカケとかお茶漬けの元とかもおすすめ。パスタもあるため、和えるだけのパスタソースの元とかも良いと思う。でもまあ、何も持ってこなくっても、ペペロンチーノ作る食材はだいたい切らしてないからそれ作って食べたらいいと思う。
飲み物だけど、基本的に共生舎で一番ポピュラーな飲料は「水」だ。蛇口ひねって出る奴。でもこれ水道水じゃなくって湧き水らしい。だから普通に美味しい。山奥ニートは湧き水で淹れるコーヒーとか湧き水でゆでるパスタとか、湧き水で炊く米とかを日常的に摂取している。贅沢だなあと思う。ま、水をそのまま飲むのに抵抗がある人もいるだろうから、そういう人は自分用の飲料を持ってきた方が良い。
あとお土産。必需品ではないため持ってこなくてもいい。けど、持ってくると持ってこないとでは山奥ニートの対応に差がある。悲しいかな、この辺は人間の性ってやつかもしれない。お酒類は飲まない人も多いから微妙かも。パスタや米なんかの保存のきく主食類は普通にありがたいけど、そこまでテンションは上がらない。やっぱり山奥ニートの喜ぶお土産といえばお菓子類だろう。それも、高級な物よりも安価で量のあるものの方が喜ばれる。人数が多くてみんなに行き渡らないからだ。その辺のスーパーで1000円分くらいテキトーなお菓子を買っていくだけで山奥ニートのテンションはうなぎのぼりである。安っぽいなあと思うけど、畑でお菓子が採れないからしょうがない。
あとここも重要なんだけど、電話の電波はソフトバンクしか通じない。自分はauユーザーだけど、山奥じゃ単なる電卓でしかない。フリーWi-Fiはある。でも接続台数が多すぎてつながらない可能性もある。ルーターが壊れて電波に隔絶された陸の孤島と化している場合もある。だから電波が通じてないと困る人はそれなりの対策をとったほうがいいかも。
あと、ここからは実際に行くときのプロセスを説明する。
1、まず事前に共生舎へ電話する
ここ大事。連絡なしでいきなり来られても困惑する。メールは読んでないケースも多いため、電話が一番いい。
電話番号:0739-62-0400
ここに電話をする。伝えることは
1、短期滞在希望者の名前
2、短期滞在希望者の人数
3、短期滞在の期間
4、共生舎への移動手段
このあたりをしっかりと伝えておく。
そして、部屋が空いているかとか色々訊きたいことを訊いておく。
2、共生舎へ向かう
共生舎に遊びに来る際、最も壁となるのはそのアクセスの悪さである。
最寄駅はJR紀伊田辺駅
ここまでたどり着いたら車を運転できる山奥ニートに迎えに来てもらうのも可。ただし往復3時間くらいとられるために2000円を運転手に払ってもらうことになる。あとその場合はちゃんと事前連絡の電話の時に「○○時に紀伊田辺駅まで迎えに来れますか」って訊いといてください。いきなり言われても迎えに行けないケースがあります。
あるいは紀伊田辺駅からバスで向かうこともできるけど、説明が面倒なのでバナシさんのブログをコピペしておく。
「紀伊田辺駅前に着いたら、「本宮」行きの路線バスに乗り「鮎川新橋」で降ります。番号は91か95。運賃は730円くらいです。
11:35紀伊田辺駅→12:07鮎川新橋
14:50紀伊田辺駅→15:22鮎川新橋
「鮎川新橋」からうちまでは、予約制の住民バスを使う必要があります。
12:20鮎川新橋→13:20くらいに五味到着
15:30鮎川新橋→16:30くらいに五味到着
住民バスの使用には、乗車1時間前までに電話予約が必要です。
大塔交通局(0739-48-8138)に電話して、名前と時間と「鮎川新橋」から「五味の共生舎」まで行きたいと伝えてください。土日・祝日は運休。運賃200円です。
田辺市住民バス(pdf)
土日・祝日や、田辺駅に着くのが14時50分以降だとバスで来るのは不可能です。」
他人のブログをそのままコピペとは、なんという手抜き説明。
バスの運行時間が変わってるかもだから事前にちゃんと確認しておいた方が良いかも。
あと、自分の車やバイクで来るって人もいる。すごいなあと思う。だってここはガチの山奥だ。わけいってもわけいっても山の中。1~2時間くらい山道を進まないと到達できない上に、途中で電波が通じなくなる。恐怖だ。
一応、目印になるものの写真をあげておこう。
写真中央やや右上の建物が共生舎だ。この道をもう少し進むと、
この分かれ道に出る。これの右にある坂道を登っていくと共生舎だ。画像右にある石碑みたいなのが目印。
石碑のアップ写真。共生舎が元小学校だった名残だ。
これが共生舎の敷地内への入り口である。ここまで到達できればあと一歩だ。
3、共生舎敷地内を抜け、共生舎母屋へたどり着く
意外に共生舎敷地内は迷う。建物が複数あるし、母屋の入り口もわかりづらいところにある。
入り口から少し進んだ地点。左、中央奥、右に建物があるが、中央奥の物が共生舎母屋である。
申し訳程度に共生舎入り口を示す案内板がある。表示通り右へ
この道(?)のようなものをたどり、奥へ。
この怪しい細道をさらに奥へ。
そして辿り着くここが入り口。
これが玄関。当然だが靴脱いであがってね。突き当り右は「トイレとか風呂」エリア。突き当り左が「リビング」エリア。左に進めばいい。たぶん朝とかじゃない限り、何らかの山奥ニートが居るはずだ。
ここからも結構重要。ここで受付用紙ってのを書いてもらう。本名とか住所とか連絡先とかを記入する用紙なんだけど、書いてもらわないと困ったことになるかもしれない。不慮の事故とか病気とかになったりしたときに、連絡を入れる場所がわかってないとトラブルの元になるからだ。ただ、この受付用紙、山奥ニート側がてっきり書いてもらうのを忘れているケースも多々ある。所詮我々はニートだからてっきり忘れは多い。もし忘れてたら指摘してもらえるとありがたい。
こんなもんかなあ。
バナシさんとponさんの遊びに来たい人用案内記事も上げておく。私が書き忘れてることもあるかもだし、私のよりわかりやすいかもだし。
あと、流さんの、自力で来る人用の記事
意外に自力で来る人多いからな。参考になるだろう。