鬼太郎見た

今期の鬼太郎ヤバい。

 

前期はコレジャナイ感すごかったものな。今期はいい……原作や旧作を踏襲しつつ、上手に現代風に直されている。社会風刺も効いているし、ややダークな雰囲気。それでいて猫娘かわいいし。なんで猫娘あんなに背高いの。なんであんなツンデレなん。結局戦闘時には目ぇひんむいてるし。萌えずにいられない。

 

むしろ気に食わんのは人間ヒロインよな。うーむ。時代的に仕方ないんだろうけども、人間ヒロインがいると猫娘食われるからなあ……今期の猫娘あんなにかわいいのに……

 

むしろ前期の猫娘あざとかったのに何であんなに萌えなかったん。毎回コスプレしてたのに。なんだろうね。

 

気になるのは鬼太郎の性能だけど、今期は原作よりっぽい雰囲気を感じた。前期みたいに髪の毛剣にして戦ってたりしてない。リモコン下駄、霊毛ちゃんちゃんこ、髪の毛針といった遠距離兵器中心。体内電気すら出てない。でも指鉄砲は出た。

 

やっぱり指鉄砲は妖力飛ばすだけなのね……日曜の朝から指切断して飛ばせるとは思ってなかったけどさぁ……そこは残念。

 

いいねえ。敵丸呑みして胃液で溶かすとかやってほしい。鬼太郎と言えば胃酸攻撃みたいなところある。

 

とりあえず目を狙うスタイルは今期も継続。まあ一話がのびあがりで二話目が見上げ入道だからだけどもさ。でもどうせたんたん坊も目に下駄つっこまれたりするんだぜ。

 

いやー今期は期待度大きいよ。原作旧作の雰囲気を強く感じる。バックベアード様やヨナルデパズトーリ回が楽しみだ。ベリアル出るかな。さすがに出ないか。

 

結局第五期はバックベアード様まともに戦ってなかったしな。今期は真正面からぶつかってほしい。前期みたいな変な紳士キャラじゃなく、原作準拠のクソ卑劣キャラで。バックベアード様好きなんだよなあ。あのフォルムかっこよすぎない? あれで水木先生オリジナル妖怪だぜ? まじかよビビるわ。

 

第三話は「妖怪城」だぜ。ヤバいわ。最初からトばしすぎじゃない?

 

第四話なにかなー。そのあたりで「かわうそ」出しといても悪くないけど、流れからいえば、「油すまし」とか「小豆洗い」とか? 「がしゃどくろ」出て欲しいけど、さすがにそれはトばしすぎ、速度無制限にもほどがあるよな。

 

今のところ2話連続で出ている謎の仮面も気になる……悪魔って言ってた。鬼太郎で悪魔と言えば「ベリアル」と「ベルゼブブ」? あと「ブエル」? なんでもいいけどこいつら全員「バアル」系だよな。水木先生バアル好きなん? ベリアルであってほしいなあ……

 

でも今期は人間は酷い目にあわないっぽいね……そこも残念。原作の鬼太郎は人間にも情け容赦なかったりしたけど。どっちの味方でもなかった。そこがいいんだがなぁ……

 

あー、ヤバい。鬼太郎のおかげで生きる意味が増えたな。すばらしい。アニメで心湧きたつのも久しぶりだわ。

 

化け物のいたという山春来る             秋雷

 

 

まさか実家でもアレに出会うとは

実家の外に設置してあるゴミ箱がよく倒されたりしていた。

 

野良猫かな? はた迷惑な奴め。と思っていたのだが……

 

さっき、ガタッとゴミ箱が倒れる音がしたので、よっしゃ尻尾つかんでやると勇み足でかけつけてみれば――

 

いた。

 

 

テンだぁああああああああああああ!

 

テンである。漢字で書くなら貂。

 

共生舎でよくニワトリを殺戮せしめていた害獣である。

 

まさか山奥でも何でもない実家でこいつに出会うとは……!

 

山奥にいたときの習性で、「殺さなければ!」と思ったがさすがに道具も無しでとらえるのは無理だった。逃げられた。

 

くそ……人間様をなめやがって……

 

トラップにかけて生皮剥いでやろうか……

 

テンの長い胴圧し折りたいと思う              秋雷

 

トラップ準備するのめんどいし、とりあえず放置だが、あんまり鬱陶しかったら何かするかもね……

うーむ

歳食ったなあ、と思うようになってきた。

 

活躍しているスポーツ選手なんかも年下が多くなっていた。寄る年波には勝てぬ。

 

うぐぐ……立ち止まっている場合じゃないね。やらねばやられる。運命に勝たねば……

 

井戸端会議する春の鳥かな             秋雷

てっきりブログ書くの忘れていた

実家暮らしも長くなると書くことが無くなって、ブログ書けなくなるな。

 

うなー、って感じ。

 

まあ、もうそろそろ時間ができはじめてきたので作業再開しようかと思う。

 

風吹いて春だなと思う畔小道            秋雷

3月の俳句

・春待つや枯るる景色に栄える青

 

・冬木立何か云っても直ぐに消え

 

・死ななくて良かったと思う朧月

 

・黒土のふっくらとせり風光る

 

・もやもやを吹っ飛ばしていく春嵐

 

・また消えり他人のような春の星

 

・春の闇の底に溶けり監的哨

 

・春嵐の声聴き流して眠る朝

 

・宵闇の流れに乗りぬ梅の香

 

・初蝶のすまし顔にて翅を干し

 

・よもすがら椿の赤で庭埋まる

 

・鳥風やおろしたてのセーラー服

 

・春まけて倒木真似るだけの日々

 

・底なしの霞の海に沈みけり

 

・龍の通り道のような春の空

 

・春風過ぎて草原ぞおおと云う

 

・春風と電車並走する海辺

 

・山の村まだ下手に鳴くホトトギス

 

・うつらうつら椿の眠る風の宵

 

・ぴゅうと風が過ぎ去る午後水温む

 

・桜浮く川の水源を夢に見る

 

・桜咲く時機だけ人は上を向く

 

・春という暴力が風に流されて

 

・早歩き桜咲いたか知らぬ人

 

・桜の歌生まれて今年がはじまる

 

ホトトギス上手く鳴く頃旅立ちぬ

 

・さくらみちピンクのマダラに覆われり

 

・花見なんて関係ねえなとごちる

 

・どこで付けたか肩に桜一片

 

・桜散らないんじゃないかという樹勢

 

・青白き桜ぬっと立つ夜道かな

 

とりあえず桜で詠んどけばいいやん感(毎シーズンこんなもの)

 

どうにも最近、暗鬱の日々である。何をするでなく、何になるでなく。

 

人生ってなんだろうよな。

 

四月馬鹿につく嘘もなく寂しい吾          秋雷