何故か今、私はゲームを作っている
共生舎で何人かがゲーム作りに取り組んでいて、まんまと触発されてしまった。
まあ、どうせ小説は行き詰っているので、気分転換に別のことをした方が良いのだ。それに、これで創作意欲が高まれば小説にも生かせるわけで。まあ遊んでいるよりはマシ。
中学生の時にもいじっていたウディタ――「WOLF RPG Editor」で作成。無料ソフトなのはニート的に嬉しい。でもなんか最近更新入ったらしく2になってた。びっくり。
もうめっきり忘れている。というか中学生の時もショートゲームを一作だけ作ったっきりだ。
今回もショートだと思う。
昨日は最初の街の設定に終始していた。まだフィールドすらできていない。真っ白な荒野だ。ここから冒険が始まるのだと思うとワクワクする。
コオロギやゲームのマップの白きこと 秋雷
まあ、どうせできあがるのは希代のクソゲーなのだが。わざとそこを目指している感
G先生の至言。
今日はG先生がスプラトゥーンをプレイしているのを隣で見ていた。
あれ、売ったんじゃなかったっけ? と思ったあなた。その通り。前の記事ではG先生はスプラを売っぱらってたのだが、なんと買い直してしまった。
任天堂の手のひらで踊らされているなあー、と思った。
ガチヤグラをやってて、すげえ敵のプレイヤーレベルが高いのに憤慨し、勝てないのにイライラし、かなり毒づいてた。そんなに怒るならやらなきゃいいのにと私は思った。そこで下手な動きの味方に向かって言ったのが
「おまえクジラでももっとマシな動きすっぞ」
である。
クジラ!?
とっさに出た味方への罵倒語がこれだぜ。クジラがプレイしたとしてもおまえより上手いぞってことかな。よく「サルかよ」「チンパンか」とかは言ってたけどクジラを取り出してきたのは今回が初だった。
詩的じゃないか。
クジラがゲームをする。それもイカの。なんて詩的なんだ。
罵倒語である以上、クジラはゲームが下手なんだろう。おまえ、下手なクジラよりもさらに下手だぞ! って罵倒なわけで。きっとクジラは下手すぎて全然勝てないのだ。それで負けるたびに巨体を申し訳なさそうにくねらせるんだ。
下手すぎて負けてばかりいるクジラだ。勝った時の興奮はひとしおだろう。きっとギュンッと泳いで水面まで加速して、ジャンプする。イルカみたいに高くは飛べないだろう。でもクジラなりの喜びを全身で表すんだ。きっと。水しぶきが高く上がる。カーテンが覆うみたいに。
ああ、なんてことだ。これだけで物語じゃないか。ストーリーじゃないか。
喜びてクジラ飛ぶなり月の海 秋雷
G先生の言語センスは異常だ。これだけじゃないのだが、結構忘れちゃうんだよな。今日は覚えていたのでよかった。G先生の才能に妬く。
多分電波治った
不屈の努力こそ結果を結ぶものだ。
現在、共生舎にはネットとかに詳しい人がいない。よってこういうのが苦手なはずの私が必死こいて設定し直さねばならない。未だにガラケー使っててアプリとかよくわからんアナログ人間の私が、だ。他の山奥ニートはダメだ。母屋の山奥ニートは他人事だし、離れの他の山奥ニートは「電波がおかしい」と私に伝えたっきりでアクションなし。頼りになるのは己のみ。平成生まれの昭和育ちな私が戦わねばならぬ。
普通、こういうのは親機~子機間で異常が起こっているものだが、そこでは異常なし。何が原因か不明で、設定画面を開いては色々試していた。それでようやく原因が分かった。
チャンネルだ。
ネットワークチャンネルというものがある。これは無線LANから発せられる電波の周波数帯のチャンネルである。同じ周波数帯の電波同士は干渉しあうため、無線LANが複数ある場合は周波数帯のチャンネルをずらしておかねばならない。
母屋のネット設定を昨日いじっていたっぽい。母屋の方が結構ネット不安定だったから。そのために向こうの無線LANの電波が、我が離れと干渉する周波数帯に変更されていたと思われる。本来なら自動設定で干渉しない周波数帯へ勝手に変更してくれるはずが、それも機能せず。よって私が手動でチャンネルを変えた。
さくさく動く。うれしい。
いやー、無線でだめなら有線で接続しようか、ハブ買ってまたLANケーブル買うとかなり出費が痛いなーって思ってたけど、これで解決した。私は偉大である。ゆえにバナシさんとGくんは私に感謝するべきである。
電波生きて人も生けり秋の夜 秋雷
いやー、よくやった私。自分で自分をほめたたえるね!
iPhoneXとか最早雑魚過ぎて敵ではない私の最強のガラケーCASIO「G'zOne TYPE-X」について
刮目せよ。これが携帯電話の最終進化である。
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