深夜に句会しました。

深夜に男たちでリビングにたむろして、色々な話をしていた。こういう、何となしに思ってることを言い合う夜会は楽しくて楽しくてしょうがない。普通、こういう夜会は昼夜逆転した私より若い子とやってることが多いのだけれど、今日は私よりかなり年上の方ばかりと話し合っていた。勉強になる。

 

で、もう2時か、って頃合いになって、急に私が昔俳句詠んでた話題になった。

 

「ピエール君、じゃあここで一句」

 

FUJIさん(共生舎の理事の方、久々に共生舎に遊びに来ていて、この数時間後にまた発たれる)から無茶ぶりを受ける。割と聞きなれた無茶ぶりであるが、推敲タイプの私には辛いものがあるぜ……。

 

そもそも俳句はそれ一つで完成された文芸作品である。十七音しかないから勘違いされがちだが、そんな簡単に名句が現れるわけがない。よほどの名俳人でもない限り、即興でまともな俳句を詠めると思えないのだ。

 

ですが、まあ、せっかくリクエストされたんで、歳時記取り出して頭をひねることに。ついでだし一緒に夜会で話してたヨシさんも巻き込む。深夜二時にいきなり句会がはじまる。

 

歳時記片手に、「この季語カッコ良くないすか」「この季語で詠みたいなあ」とか言い合うだけでも中々に楽しめる。女子二人で服を買いにいくとこんな感じかなと思った。まあ、服なんて布切れ物色するより、季語選びしている私たちの方がずっと知的で高尚でクールなのだけれどな。

 

ピ「今、雨降ってるし。『秋の雨』で詠みましょうかね」

 

ヨ「それピエールらしいから却下」

 

ヨシさんこのブログを読まれているから全てお見通しである。たしかに「(季節)+の雨」とか「(季節)の雷」とかで詠みまくったよなぁ……

 

それにしても、数か月も詠まないと俳句脳衰えるもんだ。全然思いつかない。

 

結構、時間をかけてひねり出したのがこの三句

・雨去って墓参りする人の列

 

・壁登る孤独ばかりの鉦叩

 

・鬼灯や小型の魔女が背伸びして           秋雷

 

割と最後の句は良い感じに詠めた気がする。しかし、この最後の句をFUJIさんに見せたら、

 

「中七の『小型の』がもったいなくない? 『背伸びして』だけで『小型』の意味内包してるよ」と。図星である。めっちゃ的確な評。さすが。

 

急遽、別の四文字を推敲することに。で、その結果できたのが

 

・鬼灯や双子の魔女が背伸びして           秋雷

 

『双子の』の方が季語の鬼灯にもかかってくるし、キュート。こっちのが圧倒的に良いね。個人的にかなりお気に入りで、ひっさびさに納得のいく句が詠めたので大満足だ。

 

ちなみにヨシさんは私が4文字推敲する前にさらりと詠み終えていた。

 

・桐一葉光年越えて今こそ           ヨシ

 

以前共生舎俳句部「梅雨の句」で「メメントモリ」という語を用いてヨシさんは俳句を詠まれていた。この厨二カッコよさ。私がやりたいと思うことを先んじてやってしまうのがヨシさんである。悔しい。

 

今回も「光年」という俳句ではなかなか用いられ無さそうな語を織り込んできた。これは21世紀の句だなと思う。下五が字足らずなのも含めて非常に挑戦的。20世紀以前の句を未だに詠んでる奴なんなの? もう21世紀だよ。とでも言いたげな印象すら受ける。

 

たしかに、20世紀以前の俳句なら20世紀以前の人たちがさんざん詠んできたはずなんだ。今あえて俳句なんてクラシカルな文芸に手を出すなら、クラシカルな手法のままじゃきっと20世紀以前の名句には勝てないだろう。

 

「桐一葉」という美しくクラシカルな和語を上五に置きつつも、中七で「光年」という俳句では新たな表現を取り入れている。さらに下五では「今こそ――」と一字足りないことで、もう一歩届かない感じ、焦燥感というか、それでもあと一歩まで迫っているこのじれったさ……みたいなのを感じる、様に思った。

 

ヨシさんのこの挑んでいく感じ、僕は好きだなあ。むしろ僕の方がこじんまりした句じゃなくて実験的な句を詠んでいかないといけない気がするが……。

 

で、FUJIさんはFUJIさんで歳時記すら開かずに一句詠んでいた。びっくりする。

 

・銀月に響きわたりし山の川             FUJI

 

あー、上手いなと思う。視覚情報に聴覚情報を合わせてきている。目は月を見ているが、耳には川のせせらぎが入り込んでくる。それよりもこの人は何で夜に山の川のそばで月を眺めているんだろう。何があったのだろうか。何を思っているのだろうか。物語を感じさせる。

 

この辺、私が昔詠んだお気に入りの句

・夜夜中海原一面海月咲く

・蛍浮く深山の闇に染められぬ

と雰囲気が似ていると思う。上記二句も、真夜中に海や川のそばにいる句だ。深夜に何を思って水場に引き寄せられているのか。どうにもダークさを感じてしまう。

 

もしかしてFUJIさんと私は似てるところあるのかなー、なんて思った。

 

いやー、男3人でキャッキャ言いながら句会。インテリジェンスだしクールだし、何より楽しい! こんな宝物みたいな時間があっていいのか、って思った。僕にとっては何物にも代えがたい時間でしたよ。お二人ともお付き合いいただきありがとうございました。

 

最後に今一句詠んで筆をおこう。

 

枕抱きささめく子らや秋黴雨             秋雷

 

あら、また私にしてはかわいらしい句を。路線変更したのだろうか。以前の尖り具合もあれはあれで必要な私の要素なんだけど。

小説書いてますよ

どうにも自分の書く文体が気に食わない。

 

悪い文章を悪いと気づけるのは良いことなんだけど、悪いと分かったまま書き続けるのが苦痛で仕方ない。かといって、どこが悪いかすぐにわかるものでないし。

 

そもそも私の文体はブログとかには向いてるけど、小説には向いてないのよねぇ……。

 

でもあと1、2枚だと思うんだよ、壊すべき壁は。かなり惜しいところまで来た感じあるよ。何てったって小説書き始めてから10数年経ってんだもの。さすがに凡人凡才の凡愚でも、ある程度のレベルになっててくれないと困るよ……

 

友人に大まかなプロット見せるんだけど、ちゃんとテーマをしっかり決めてないと酷評されるね。テーマって大事だ。何を描くのか。

 

きちんと描きたいモノがないと、結局言いたいことがフワフワして、駄作にしか仕上がらないんだよね。明確なテーマ、かならず必要よね(重言)

 

アップデート、アップデート。毎日アップデート。いずれver.1.00になるまで繰り返す。修羅い。それでいい。

 

 

優曇華や脳の縮まる朝ぼらけ                秋雷

友人に。

友人が「死に時を逃した」なんて言うものだから、

 

「必死に生きてから死ね
楽を求めて死ぬな」

 

と言ったのだけれど、まんま自分にも刺さる言葉ね。

 

 

「必死に頑張った結果、どこかに到達する」っていうのを、僕は今までの人生でやったことが無い。その友はあるんだよ。釈迦に説法じゃないか。不甲斐ない。

 

「あの時死んでおけばよかった」なんて、友はしょっちゅう言うんだ。「人生捨てたもんじゃないよ」って言ってやりたかったけど、僕が口にしても説得力は無し。

 

かつてまぶしくて直視できなかった友よ。今じゃ、私と同じような泥の中にいる君だが、一瞬とはいえ飛ぶ翼があったあの頃の君は、本当にうらやましかったし、尊敬してたんだよ。

 

一緒になって首まで泥に浸かっていてもしょうがない。今や死に場所を探し続けるゾンビみたいな君に飛ぶ力は残されちゃない。じゃあどうすんのって。

 

とりあえず、死ぬな友よ。君に死なれると僕はとっても困る。泥の中の虫のような僕にも到達できる場所があるだって、君に示さなければならない。それから「人生捨てたもんじゃないよ」って、君に言うから。

 

愚かで無能な虫みたいな私には、少し時間のかかる課題だよ。もう少しだけ生きづらいこの世を生き永らえてくれ。もうちょっとだけ時間をくれ。たぶん、なんとかしてみせるから。

 

堂々と百足征きけり死んだ部屋            秋雷

 

 

闇深いポエムみたいな記事久々に書いたな。元よりこれこそ私のカラーなので、失わずにずっと闇深い存在でいたい。初心忘るべからず。

生きてました。

超久々のブログ更新である。申し訳ございませんでした。

 

一度更新が途絶えると全てのやる気を失う。

 

毎日更新の呪いである。惰性で更新し始めるあたりでもうブログではなく駄ログであった。

 

まあ、ちょっと肩から力抜いて、気楽にやろうと思う。義務感でやるからダメなのだ。楽しんでやるべきである。

 

本閉じて蝉時雨に埋まる午後              秋雷

 

俳句もひさびさである。中七が字足らず。当然、へたくそであるが嫌いな作ではない。読書に集中するあまり蝉の声が耳に入らなくなる。読了後、集中力が切れてとたんに蝉の声に埋め尽くされる。余韻を味わうために、脳に何も入れたくなくなるあの時間。何もできない時間。至福の時間。

 

夏のうだるような暑さも、鬱陶しい蝉の声も、優れた作品の前には無力である。

深夜の珍客

今、深夜の1時なんですけどね。

 

ついさっき喉渇いたなって思って、共生舎離れの入り口で水くんで、飲んでたんですよ。で、コップゆすいで水捨てたら……

 

 

 

ズサササササ!!!!

 

 

水捨てたあたりから何かが飛び出して離れの中へ。

 

 

で、懐中電灯持って追いかけて行ったら

 

 

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まさかのノウサギ

 

 

 

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写真ではわかりづらいが、毛皮が濡れている。どうやら私が水を捨てたあたりに潜伏していた模様。

 

 

バナシさんも呼んで二人で相談。捕まえて食いたい気持ちもあったが、まだ子供なのか小さいし、食べる部分もあまりなさそうなんで結局逃がすことに。

 

 

まあ、追いつめて写真に撮れるのは珍しいんですけど、屋内に獣が侵入自体は今までも何度かあった。アナグマとかね。そういう環境で、元気に暮らしております。

 

 

 

山奥ニートだけどアナログゲームを紹介してみる「Blade Rondo(ブレードロンド)」

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意志砕きの鉈「はい、カードみせてね……あ、残り攻撃カード舞踏剣だけね。じゃあ舞踏剣を捨て札でwww」

 

 

というわけで(どういうわけ?)「山奥ニートだけどアナログゲームを紹介してみる」第7弾はBlade Rondo(ブレードロンド)!!!

 

 

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花屋の魔女姉妹、姉の方こと「爆炎の魔女フローディア(フレアビスカス)」たそが箱絵ですね。今作も麗しい。

 

 

箱絵の雰囲気でお気づきかと思います。

はい、私のブログでは毎度おなじみ、DOMINA GAMES(株式会社風栄社)のゲームですね。

 

で、すでに美少女鑑定眼をお持ちの方は気づいていらっしゃるかもしれませんが、実は、この箱絵いつもの絵師さんではないのですよ。DOMINA GAMESといえば「asahiro」氏というイラストレーターさんの唸るような耽美で、小気味良い厨二で、美しい童話のようなイラストによる、優麗な世界観のゲームを出しているところだったので、違う絵師さんなのはビックリ。今作はどうやら複数の絵師さんが携わっている様子。

 

買う前はちょっと心配してたんですよ。「asahiro」氏のイラストだからこそのDOMINA GAMES。他の絵師さんを起用することであの痺れるような甘い悪夢めいた世界観が壊されちゃうんじゃないかって。どうやらゲームシステムはソーシャルゲームトレーディングカードゲームっぽい感じみたいだぞ、ってわかった段階で、よもやよくあるソシャゲやTCGみたいに肌色の多いエロかわ路線の娘だらけになって、世界観が台無しにならないかと。もしかしたら今作は外れかもしれないな。でも僕はDOMINAが好きだから買うぞ……と思って買いました。いやはや――

 

 

杞憂でしたね

 

「asahiro」氏と似た系統の絵師さんを起用したようで、従来のDOMINAの雰囲気を損なわずに、むしろ憂鬱で耽美な世界観がより広がったような印象を受けました。すばらしい……これは……良いものだ!!!!

 

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麗しきカードたち。剣カードだけで20種もあるし、20種全部イラストが違う。

 

ちっちゃい字でフレーバーテキストが全カードにふってあるんだけど、それがいいんですよ! 想像が膨らむ。こういうの大事。とっても。DOMINAさんはホントわかってらっしゃる。フレーバーテキスト読むと同じ絵師のキャラ同士が姉妹設定になってたりする。最低でも3ペアはいたかな。「花屋姉妹」と「生け贄姉妹」と「大虐殺巻き込まれ姉妹」。姉の方が強力だが癖が強く、妹の方が往々にして使いやすいのも萌える。こういうキャラゲーに対して、各キャラに関係性みたいなのがあるとすっごく萌えるんだけど、僕だけであろうか。いや、そんなことはあるまい。

 

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花屋の魔女姉妹。姉は切り札として、妹は通常攻撃として。双方共に非常に使い勝手がいい。

 

今回もコンポーネントとっても豪華よ。

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カウンター10面ダイスが3色、ライフストーンが1コ、パラメーターボード1枚

 

で、これが二人対戦ゲームだから2セットあるっていう。割とこのカウンターダイスは他のゲームにも活用できるし、これだけでも充分お得感あるね。ライフストーンはガラス製だからずっしりしてて高級感あるし。DOMINAさんとこのコンポーネントには毎回信頼感ある。

 

カウンターがあることからわかるように、管理する数値が多い。デジタルのトレーディングカードゲームっぽいゲームシステムだね。でも一番わかりづらいのが毎ターン1ずつ増えるボルテージの数値くらいで、他の数値についてはたいして煩雑さは感じなかった。ボルテージだって毎ターン1増えるだけだから、忘れなきゃいいだけ。ボルテージはコスト上限のことやね。ボルテージの値を超えないようにコストを用いるシステム。他のカードゲームでもこういうのはよくあると思う。ターンを経るごとにだんだん苛烈になっていく感じ。

 

ルールも、この手のゲームにありがちな、複雑でかなり込み入った説明をしなきゃなんない感じのではなく、軽く説明したら始められるくらい簡素だし。非常にとっつきやすい。

 

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剣カード。20種×2で40枚もある。このうち15枚を無作為に引き、その中から手札にする7枚を選別する。自分でデッキ作っていい系やね。この辺は前作「MIRARIS」を彷彿とさせるね。

 

上の写真にあるように剣カードは4色に分かれている。赤、青、緑、紫。なんとなく「Night Clan」を思い出すね。DOMINA GAMESのお気に入りカラーなんだろうか。4元素感ある。

 

……物理攻撃のカード。毒などの追加効果があったりするものも。威力はパラメータの攻撃力に依存する。敵の防御力によってダメージが減らされてしまう。カード名は刃物類に由来する。

 

……魔法攻撃のカード。敵の防御力を無視してダメージを与える。切り札にできそうなカード多数。カード名は花の名前に由来する。

 

……補助のカード。回復とかパラメーター上昇系とか。あったら便利な感じのカードが多い。カード名は音楽関連の語に由来する。

 

……布石のカード。敵の攻撃カードに備え、あらかじめ伏せておく罠カード。あらかじめ布石を打つ、の意か。あるとないとでは勝率が大いに変動するが、不発に終わるケースも多々。カード名は宝石類に由来する。

 

と、ネーミングにまで規則性を持たせてて、設定厨としてはすさまじく萌える。魔法攻撃のガウラミアズマだけわかりづらいけど、ガウラが花の名前で、ミアズマが瘴気みたいな意味かな。敵味方問わず傷つける彼女にはふさわしい名か。

 

 

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あと呼吸法ってカードが3種。加熱法は攻撃力上昇。加護法は防御力決定。あと鼓動法は後手のみが取れるカードで、まあ後手に対するハンデですな。あとハンデはもう一つ、攻撃力+1されるってのがある。

 

後手へのハンデがあるおかげで、先手後手にあまり強弱がない印象。でもまあ後手だと攻撃力に最初から+1されてるおかげで物理攻撃で攻めやすいかな。逆に先手は魔法攻撃のが良さそうかも。あくまでも傾向にすぎないから、後手で魔法主体でも勝てるけどね。

 

一度の戦闘に、7枚しか剣カード持っていけないので、基本的にライトな感じで楽しめる。他のガチで数十枚にも及ぶデッキ組んでやるトレーディングカードゲームより、こっちのが気軽だし、一度の戦闘も短めで何度もできる。運の要素もあるから負けても言い訳が効くしね。それってボドゲの世界では、実は大事な事なのですよ。

 

運が絡まないゲームだと、負けると嫌な思いをすることもしばしば。これだったらわりと負けても「運が悪かったからしょうがないか☆」で流せるし、勝ったら嬉しいし。こういうライトなトレーディングカードゲームやりたかったんよ。

 

ゲームシステム的には選んだ7枚のカードを駆使しつつ、相手のライフを0にする、よくあるカードゲームっぽい感じね。でもわかりやすいわりに戦略性も十分ある。僕はかなりお気に入りよ。

 

前作「MIRARIS」でもべた褒めだったけど、でも僕はバッティングゲーム苦手だからねえ。全然勝てなかった。今作はいいよ。カードゲーム脳みたいなのができてない僕でもそこそこ勝てたし。めっちゃ面白い。女の子はキュートでダークで、麗しいしね。

 

 

じゃあ毎度おなじみ個人的に好きな剣カードランキングベスト5発表するよー!

 

今回もねー。20種全部かわいいし、甲乙つけがたい。明日同じランキング作らせたら内容変わってるかもしれない。それくらい僅差だし、ゲーム的に使えないカードが見当たらない。全カードが何らかの役割を持つし、切り札になりうる。良いバランスだと思う。今回も泣く泣くBEST5を選んで紹介するよー

 

第5位、舞踏剣(シャンヌイ)

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この1枚で3コス2連続攻撃ができるカード。斬撃剣2枚だったらコスト2なわけだが、7枚しかない貴重なカード枠を2枚もとることになってしまう。後述するアゲートで縛られる可能性を加味しても、舞踏剣の方が優秀ではないだろうか。物理攻撃型構成だと充分切り札になりうるカード。フレーバーテキストによると王女らしい。なるほど高貴かわいい。屍山血河を踊ったらしい。

 

 

第4位、フレアビスカス(フローディア)

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箱絵にもなっている、花屋姉妹の姉。姉か妹か記載がないがたぶん姉。コスト4魔法攻撃6は驚異的。ライフが最大15なので3回殴ったら殺せる計算。もちろんそのためには手札を0枚にしなけらばいけないのだが、このゲーム、わりと手札を無くすのは簡単。もっとも発動しやすく、もっとも簡易で、もっとも強烈な切り札。弱点は後述するアゲートや鉈。まごころ一つで人間と打ち解けて花屋を始めた魔女らしい。強力な能力の割に清純派設定かわいい。

 

 

第3位、封厄のアゲート(ドドーナ)

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敵のメイン攻撃手段を破壊するカード。何ならこれ使われるとその後詰むケース多々。切り札殺し。このカードを警戒するあまり、二種類の攻撃手段を用意しておくことも多々。このカードのイラストは「asahiro」氏なんだけど、「asahiro」氏絶対メカクシ系好きでしょ。前々作「ARGOAT」のゴミ山の娘、前作「MIRARIS」のエルやアンノウンとかもメカクシ系だったし。いやー、さすがに特殊性癖過ぎませんかね僕にはクリティカルなんで問題ないですけどぉ!!! ドドーナたんかわゆす。メカクシかわいい。

 

 

第2位、意志砕きの鉈(デイジーデイジー)

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物理攻撃系にも関わらず、相手の手札から1枚捨て札にさせてしまう恐るべきカード。相手の手札が3枚以下の状況で用いればもはや切り札処刑人と化す。ただし物理攻撃は布石によって対策されやすいために不発に終わるケースも。しかし発動すればいかなる敵の切り札とてこの鉈の前では無力化されてしまう。魔法型にも関わらず、鉈のためだけに攻撃力上げるケースすらもある。敵の手札が少なくなる終盤で使用するべき。物騒な名前だし見た目もおどろおどろしいわりに、フレーバーテキスト的にはなんか豪放磊落で善良な女盗賊っぽい。ギャップ萌えかわいい。何でもいいが、私は他人からカード取り上げて破壊するの大好きなんだな……(前回「MIRARIS」参照)

 

 

第1位、トリビュートリリィ(ゲルダ)

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基本的に、決まればそれだけで勝利。相手のライフに等しい数値の防御無視攻撃を放つ。まさに勝利を呼ぶ死神。ただしコスト8は全剣カード中最大コストであり出しづらい。さらに対策手段としてパールが存在する。あとダイヤモンドと鉈。ダイヤはともかくパールと鉈は非常に恐ろしい。ただ、意外にボルテージ8までもつれこませること自体は割とある。見た目以上に、わりと狙える切り札である。そのためにパールが居るのだろうが。フレーバーテキスト的には大虐殺に巻き込まれた姉妹の姉の方で、生霊らしい。大鎌はそのうち流行るであろうオシャレアイテム。最強かわいい。大鎌かわいい。

これで勝った時はめっちゃ気持ちよかったなあ!!! 

 

共生舎で何戦かしてみたんだが、トレーディングカードゲームにうるさいA氏もわりと楽しんでプレイできたようなので、結構システム的にもいい感じなんじゃないかな。A氏はシステムに穴があるとうるさいので。ただ、ボドゲ小箱にしては20種のカードは多めであるが、トレーディングカードゲームだと思うと20種はかなり少ない。ヘヴィローテーションすれば、そのうち型ができて戦略が固定化されちゃうかも。拡張版欲しいなって思うけど、さすがにDOMINA GAMESは拡張は出さないだろうしなー。うーむ。

 

ボドゲ好きにもトレーディングカードゲーム好きにもおすすめできる逸品。さっきから二人対戦の説明しかしてなかったけど、実は1人プレイもできる。お友達のいない人やなかなかボドゲ仲間で集まれない人でも遊べる。1人プレイ可はわりとありがたいよ。ボドゲの大多数はいっしょにやる友達いる前提でデザインされているし。なかなかボドゲやるために集まれないよねえ。共生舎みたいにニートが集まってくらしているならともかく。

 

Blade Rondo

Blade Rondo

 

※2018年5/12現在、在庫切れのせいかAmazonでの値段が高騰しているようです。 私が予約で買った時は2800円程度でしたが今確認したら5400円になっていいました。DOMINAさんがさらに刷って在庫増やしたら値段も落ち着くでしょうから、買うつもりの方はもう少し待った方がいいかもしれません。共生舎にあるので、どんな感じか知りたい方はうちで遊んでいくのも手かも(共生舎はたどり着きづらい山奥にありますが……)

 

※2018年5/17現在、値段が落ちついたっぽいです。よかった。

 

今度1人プレイの記事もあげますねー。

 

 

学校は一部の生徒にとって「自尊心破壊装置」でしかないので、そういう子は通わなくって良い。

いろいろ昔の事を思い出して鬱になっていた。

 

中高の思い出がクソすぎて、小学校まではまだマシだと思い込んでいた。今ちゃんと思い返してみれば、中高と何ら変わらない。酷い思い出のてんこ盛りだった。

僕にとって、学校という場所は「自尊心破壊装置」でしかない。行かなきゃよかった。なぜ通ってしまったんだ。そう思ってしまう。

 

 

小学校のころ、僕は非暴力的な子であった。博愛精神に満ちていたわけじゃない。単に身体的に劣るからである。体躯が小柄で筋量もなく、貧弱な僕は喧嘩すれば必ず負ける。負ける喧嘩に得なんかない。だから誰にも暴力を振るわない子だった。

 

まあ、僕が振るう振るわぬに関わらず、殴られるときは殴られるわけなんだが。

 

主に僕は殴られる側の人種だった。小学生にとっては実に当然の成り行きであった。体躯の劣るものが体躯の勝るものに蹂躙されるのは、小学校ではリンゴが木から落ちるよりも当たり前の事象だ。

 

そんなとき、僕は一切抵抗もせず、ただ殴られてすぐ泣くことにしていた。情けないとは思うが、それが被害を最小化する法であったので戦略上間違ってはいない。変に抵抗する方が被害が広がる。少ないダメージでおさえるにはそうした方が合理的だった。

 

そんな騒ぎを起こせば先生に見つかる。見つかれば僕を殴った生徒は怒られる。ここまではいい。それからだ。

 

「ピエール君は『やめて』って言ったの?」

 

教師が僕にこう訊く。泣くのに必死でそんなこと言っていない。僕は首を振る。

 

「なんで『やめて』って言わなかったの。嫌なら言うべきでしょ。『やめて』って言わなかったピエール君が悪い」

 

そう言われて怒られた。その時はそうなのか、と納得してしまった。小学生にとって教師の言う事が法律みたいなものだ。教師が言うのなら、僕が悪いのだろう。

 

今冷静に考えて、暴力を振るわれた側が悪いなんてことがあるわけない。いかなる理由あれ、暴力をふるった側のみを断罪するべきで、被害者をなじるなんてことがあっていいわけない。しかし僕も悪いんだ、と思ってしまった。あの時の僕にとって、教師は間違えない存在だった。口答えをしたらさらに怒られるんだろうし。

 

次に同じことがあったとき、『やめて』と言った。加害側はやめてくれなかった。

 

その後教師に、正直に

 

「『やめて』って言いました。やめてくれませんでした」

 

そういうと、教師は

 

「じゃあ伝わらなかったんだからピエール君が悪い。伝わるように言わないから」

 

そう言って、僕を叱った。何故伝わるように言わなかったの。

 

なるほど、僕が悪いのか。そう思った。

 

それ以後、殴られて怪我しても、僕は自分で転んで怪我をしたことにした。だって正直に言えば殴った側に恨まれるし、しかも教師に「お前が悪い」と叱られる。損でしかない。自分で転んだことにしておけば、それ以上損益が広がることはない。当然の選択だった。

 

今思えば、それが教師の戦略だったのだろうなあと思う。「暴力の報告」が無くなるということは「いじめの報告」が無くなるということだ。結果、見かけ上はいじめの無い学校にできる。

 

当時、僕は教師の事をいい先生だと信じていた。だからそんな悪意には気づけなかった。全部自分が悪いんだと思っていた。誰にも助けを求められなかった。自尊心なんてなかった。

 

結局、教師は自分の保身しか考えてなかったんじゃないか――。

 

マシだと思っていた小学校時代ですらそんなもんだ。中高も酷い。何で学校なんて通っちまったんだって、僕は今になって後悔している。そのころの後遺症は未だに引きずっている。不登校になれたら、傷は浅いままですんだ。なんで、学校なんか……

 

そもそも、今の僕は山奥ニートだ。昔就活したときも、面接で全部落とされた。役に立たない学歴なら、高卒だろうが中卒だろうが一緒じゃないか。

 

なんで胃に穴を開けそうになり、ストレスで腸が痙攣し、嫌すぎて熱を出したり過呼吸になったりしながら、学校行ってたんだ? 何で「死にたい」と「殺したい」を交互に抱きながら、あんなところに通ってたの。バカじゃないの。結果、何も得られてない。学校で学んだことは悪意と憎悪くらいのものだ。

 

学校行かないことが悪、みたいな風潮、やめにしよう、って、本気で思う。何で世間の人は不登校や引きこもりを悪し様に言うのかな。本当に悪いのは学校そのものでしょうに。

 

僕から言わせれば、不登校児や引きこもりは、僕と違ってきちんと自己防衛できたわけで、つまりは自己管理に長けるわけで――とどのつまり、僕より優れてるんじゃないか? ちゃんと、「自分は学校に行かない方が良い」って自己判断できて、それを実行に移しているわけなんだから、それができないで無意味に学校行って無意味に苦しんでた僕なんかよりずっと、ずっと立派に思える。

 

不登校児も引きこもりも悪くない。悪いのは「自尊心破壊装置」である学校だ。

 

願わくば、もっとずっと気軽に不登校児や引きこもりになれる社会になりますように。僕みたいに無意味に苦しむ子がいなくなりますように。

 

苦しんだ結果、死んでしまう子だっているんだぜ。学校なんて何の役にも立たないもんのせいで死んでしまう子がいるって、僕はもう怒り心頭だよ。そういう子は学校が殺したんだ。自殺じゃない。学校が、その子を、殺したんだ。許せない。

 

僕個人の理想を言えば、この世の学校すべてに火を放って回りたいくらいだが、まあ学校という場に救われている子もいるんだろうしな。みんながみんな僕みたいに学校を憎んでいるわけじゃないんだろう。だから学校が無くなったらだめなんだろう。でも、きっと僕らが思っているより、多くの人が、学校に苦しめられてるぜ。きっと。

 

学校に苦しんでいる人が、「学校に行かない」選択肢をちゃんととれるようにしてあげてほしいよ。もう僕は手遅れだし、僕以後の子が僕みたいな思いをしないでくれって思うしかない。「学校に行かない」ことが悪いことじゃない。行きたく思えない学校の方が悪いんだって、そういう認識、広がってほしい。

 

何にせよ、「学校に殺される子」がいなくなりますように。

 

花散りぬ斜陽学舎の影引き摺る             秋雷